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『マイ・ブルーベリー・ナイツ』評

おニューの服
おニューの服の由紀夫。


昔から大好きなウォン・カーワイ監督の最新作。
こりゃ、見なきゃ!と思ってみましたが、違和感を抱いたのは、
さすがに年のせいでしょうか?
この監督とは同年代なのに、つい
「いつまでも、人生甘く見てんじゃね~よ」と思ってしまったわけ。
そして「この違和感は、男女差故に違いない!」と痛感しましたわ。
だって、私の人生観は明らかに若いときとは変っているのに、
この監督の人生観には、何の変化もない。つまり「いつまでも少年」です。

そしてこれがまさに「男のロマン、女の不満」なんです。
『ブエノスアイレス』や『恋する惑星』を見た当時は、
気づきませんでした。どちらも大変なメルヘンで、ロマンチック。
叙情的な映像にも、もの凄く切ない語りにも、心揺さぶられたものです。
でも、今それらを見たら、もしかして
当時とは違う感想を持つかもしれないですね
女には「更年期」という決定的な「締切り」があるのに、
男にはとりあえず、ない。
こういう生物学的な差が、
人生観、生活観その他に、決定的な差を生むんだと思います。

いや、もしかしたらそれは思い違いで、
ウォン・カーワイ監督自身も個人的には大人になっているが、
作品制作上は、自分のイメージや作り方を
貫いているだけかもしれません。
それにしても、題が「ブルーベリーパイ」ってのも
甘いよね~。

とはいえ、映画はさすがに魅力的内容だと思います。
いつも通り、映像が素晴らしい。
撮影はクリストファー・ドイルではありませんが、
いつもの「ウォン・カーワイの映像」で全編貫かれています。
登場人物は、皆いい人。大人の(?)おとぎ話ですね。

そしてカフェのカウンターで寝たふりが出来る女を
「羨ましいぜ~!」と思いました。
女は、こういうことが出来る女と出来ない女の
二種類に分かれます。
そして私は、後者なんですよ~。
トホホホ・・・。

シネマディクト回数券で観賞 1000円。
100点満点の70点。

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