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Pink Tea Time  2010年9・10月号

25日
私の手を枕に熟睡する由紀夫。暖かくて盛上がっていれば、枕になるらしい。


異常なのは夏? それとも日本? 矛盾した暑さ対策

Pink Tea Time  2010年9・10月号
(注:二ヶ月前、これをアップするの忘れてました。)

九月十七日
 百年に一度という猛暑の今夏、私が出した結論は、
「短パンビズを流行らせろ!」
 ということである。
 長ズボンは、暑い。暑すぎる!
 日本全国で連日三六度を超え、全身汗だくになって働いているのに、なぜ男共は長いズボンを、いつまでも穿いているのかと思うのである。
 幸い、女にはスカートがある。「アッパッパ」の再来のような、締め付けのないワンピースも今年は流行った。見た目にも涼しいし、実際も涼しい。要するに、女は賢い。だのに男はなぜ、いつまでも長ズボンに拘るバカモノばかりなのか?
「わが社はクールビズを実践しています」
 と誇らしげに語る会社も、男が短パンを穿いている会社はない。生ぬるいのである。
 全国的に「短パンビズ」を推奨し、流行らせるために、まずジャニーズ事務所の「嵐」全員に短パンを穿かせたCMを作る。短パン姿で、桜井君がバンバン仕事をする映像を、ネットやテレビで流しまくるのだ。
少し上の年齢層向けCMは、やはり松岡修造だろう。修造に短パンスーツを着せ、テニスをさせるのだ。
次に、日本国民の範となるため、国会議員は全員、短パンで会議に出席してもらう。靴と靴下も暑苦しいので、裸足に雪駄かサンダルだろう。しかし普通のサンダルだと、有事や災害時に対応できないので、履物に踵が固定できるようなデザインでなくてはならない。もちろん女性議員は全員「アッパッパ」。夏季は短パンかアッパッパでなければ国会に出席できないという厳しい条例も整備してほしい。
以前、私がミラノに旅したとき、ある教会で入場を断られたことがあった。理由は私が短パン姿だったからで、露出の多い服装は、宗教上の理由で不可だったのである。わざわざ海を渡って来た客にも、これほど厳しい規則があるのだから、国会にこれくらいの条例があっても、国連に批判されることはないだろう。
それができないなら国会は、国会議事堂で冷房に費やす電気料を、明確に発表してもらいたいと思う。

九月十八日
とはいえ、
「俺の毛ズネを見せるのは、逆に暑苦しくないか」
 と懸念する男もいるだろう。私個人は、全く気にならないが、気にする人にはメンズエステがある。
 私も長年、針金のような剛毛の毛ズネに悩んでいたが、その後のエステ通いで「永久脱毛」に成功した。毛が多い男性は、面積が広い分、エステ費用もかさむかも知れないが、温暖化を食い止めるため、そのくらいの痛みには耐えてもらわないと困る。
 それに、短パンビズが標準化すれば、男の脱毛が流行り、エステ業界はもちろんアパレル業界にも新たな市場が生まれる。経済の活性化に繋がるだろう。
 私は長年、「股引全国普及委員会会長」を自任し、股引普及のために活動してきた。しかし今後は、「短パン普及委員会」も設立せねばなるまい。冬は股引委員会で、夏は短パン委員会。
ああ、なんて忙しいんだ!

九月十九日
 この夏、さらに激怒したのは、冷やし中華が食べられなかったことである。これも一体どうしたことか。
 いや、メニューにはある。確かに、ある。
 しかし、猛暑ゆえに冷やし中華が食べたくてラーメン屋に入った途端、寒くて寒くて、とてもじゃないが冷やし中華など食べられないことに気づくのだ。そしてついつい熱い味噌ラーメンを頼んでしまう。
 こういった経験は一度や二度ではない。そのせいで私はここ数年、冷やし中華を食べていない。
 生ビールも然り。蒸し暑い職場で、
「今晩は居酒屋で、ビールと枝豆だ!」  
と決心をしていても、居酒屋は寒くて生ビールが飲めない。考えてみると生ビールをよく店で飲むのは冬が多いことに気づく。
そういえばこの夏、「アッパッパ」と共に流行ったのは「夏おでん」だという。職場が寒すぎて体が冷え切ったOLが、コンビニで夏おでんを買うのだとか。世の中、本当にどうかしてないか。
近所のドーナツ屋の冷房も猛烈に強い。私は閉口し、トイレに行って暖を取ろうとしたら、トイレにも冷房が効いていた上、なんと便座ヒーターが熱かった。これはブラックユーモアかと思ったのである。

九月二十日
 この機会に、私が今年の猛暑で愛用していたものを挙げてみたい。

①保冷剤
 ケーキなどに付いてきた物の再利用。
職場にはエアコンも扇風機も無いため、タオルで保冷剤を巻き、首の後ろや背中、お尻に当てていた。気温が35度を超えた日、大きな保冷剤を二つ横に繋げて首に巻いていたら、
「おや妹子さん、むち打ち症ですか」
 と言われたりした。
 由紀夫の散歩帰り、保冷剤で脇の下などを冷やしてやると、ヘロヘロ状態が少し治まる。パグは暑さが苦手なので、暑さ管理が大変。

②氷枕
 これが最高に涼しい。氷を多めに入れると朝まで充分冷たいので、エアコン・扇風機無しでも朝までぐっすり。枕の中の水も、打ち水や洗濯に使い、リサイクルを心がける。

③麻百%の敷布
シャリシャリ感が素晴らしい。厚手の麻ならなおよい。二枚目が欲しかったが、デパートには無く、通販で買った敷布はペラペラに薄くて、あまり涼しくなかった。ちなみに、間違って冬にこの敷布で寝たら、大変に寒かった。

ところで、猛暑対策に有効と思われるものに「軒先の霧吹きホース」(?)があるが、どこかで売っていないだろうか。
米アリゾナ州の知人の家では、庭に面した家の軒先に、雨どいのようにホースが設置されていた。そのホースの細かい穴から霧が噴射され、大変涼しい。暑い日にはその噴霧器で、庭の飼い犬を涼ませていた。
またアリゾナ砂漠の植物園では、「霧吹きサービス係」がいた。植物園の職員が噴霧器(もちろん、中身は水)を背負いながら巡回しており、途中で会った見学者に霧をかけてくれるのだ。熱中症対策である。
私も由紀夫の散歩用に是非、一台欲しいと思っている。由紀夫の暑苦しい顔に、霧をかけながら散歩するのも一興かと思うが、どうだろうか。


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