Pink Tea Time 1998年1月号
私が好きな有名人は、例外なく眉毛が薄いの巻
十二月二十四日
少年隊の東山紀之くんが、単独クリスマスリサイタルを開いたという話題をテレビで見た。ううっ、見たいッ。
隠していたわけではないが、私は少年隊のファンを、もう十二年やっている。毎年恒例の「青山劇場・少年隊ミュージカル」にも、二度行ったことがあるくらいだ。
このミュージカルに関しては言いたいことが色々ある。例えば、なんで東山くんの恋人役が二十歳年増の森山良子なのか? などという点だ。まあそれはそれとして、今回はもっと重大な問題を取り上げたいと思う。何を隠そう、「眉毛問題」だ。
十二月二十五日
実はこの「眉毛問題」は、前に書いた「あずさ2号問題」の次に、私がこだわっている問題である。「眉毛」の他に「スネ毛問題」というのもあるのだが、まあそれは次に譲るとして本題に入ろう。
ある日私は、妙なことに気づいたのである。そしてその発見は、徐々に一つの不安へと拡大していった。その妙な発見とは、
「私が好きな芸能人は、例外なく眉毛が薄い」
という事実だったのだ。
第一に、東山くんのデビュー当時を思い出してみたまえ。当時はいつも鉢巻きをしていたので眉までは誰も気づかなかったかもしれないが、毛は確かにあまり生えていなかった。
ご存じの通り、美青年の必須条件はキリリとした濃い眉毛。しかし、爽やかな好青年、歌って踊ってしかもナイス・バディという東山くんの唯一の欠点は、この眉がないということだったのだ。
だが、なぜか彼の眉毛は徐々に濃くなっていった。三年前のTVドラマ『夜に抱かれて』(共演:岩下志摩)の時には、かなりの密度になっており、このままだと、昔「柔道一直線」に出ていた柔道の先生、「地獄車」の高松英郎になるのではないか? と心配したこともあるほどである。
第二に、歌手の吉川晃司。
黙っていたが、私は吉川晃司のファンも、もう十五年やっている。「モニカ」でデビューし、「ラ・ヴィアン・ローズ」で頂点に立った吉川だが、なぜか彼もアイドルにしては眉毛が薄かった。そして吉川の左右不対称な眉毛メイクは有名である。左右の濃さが違うこともあった。そして彼の眉毛メイクは十年ほど全く上達しなかった歴史がある。
この二人の話を夫にしたら、東山くんの眉は「メイクじゃなく、本物かも」と言ったことがあるよな。
なんでも夫によると、眉は「間引き」で徐々に濃くなるらしい。つまり眉毛を所々、定期的に抜くと良いのだそうだ。私も一時期、スネ毛を抜いていたのでわかるが、足の毛は繰返し抜くと、だんだん剛毛になってくる。毛穴も広がるので私は抜くのをやめたが、これと同じことが眉毛に起こるというのだ。
なるほど、道理である。ただ眉毛の場合、スネ毛のように全部一気に抜いてしまうと、傍目からも不愉快だ。だから所々気づかれない程度に抜くということなのだろう。
しかし東山くんのは、やはりメイクだろう。だって眉の出発点が、左右違うこともあったからね。
そして最後は、運命の豊川悦司さまである。
彼の眉毛がメイクだと気づいたとき、私は自分の運命に恐れおののいたものだ。無意識のうちに、私は薄い眉毛を求めていたのである。しかも三人も。
なぜだ、なぜなんだ。
そしてある時、私はさらに恐ろしいことに気づいてしまった。
頭髪は女性ホルモンだが、眉は男性ホルモンに左右されるという。つまり眉が薄い人は男性ホルモンも薄いらしいのだ。確かに東山くんと豊川さまは、ツルリとしていて女っぽい。すると私が求めていたのは、薄い眉ではなかったんじゃないか。問題が眉毛の薄さにあるのではなく、私が真実求めていたのは、実はオカマだったのか? という驚きの仮説にたどり着くのだ。
私は本当の自分が恐ろしい。それとも考え過ぎか?
(筆者注:数字は全て、1998年現在です。)
十二月二十四日
少年隊の東山紀之くんが、単独クリスマスリサイタルを開いたという話題をテレビで見た。ううっ、見たいッ。
隠していたわけではないが、私は少年隊のファンを、もう十二年やっている。毎年恒例の「青山劇場・少年隊ミュージカル」にも、二度行ったことがあるくらいだ。
このミュージカルに関しては言いたいことが色々ある。例えば、なんで東山くんの恋人役が二十歳年増の森山良子なのか? などという点だ。まあそれはそれとして、今回はもっと重大な問題を取り上げたいと思う。何を隠そう、「眉毛問題」だ。
十二月二十五日
実はこの「眉毛問題」は、前に書いた「あずさ2号問題」の次に、私がこだわっている問題である。「眉毛」の他に「スネ毛問題」というのもあるのだが、まあそれは次に譲るとして本題に入ろう。
ある日私は、妙なことに気づいたのである。そしてその発見は、徐々に一つの不安へと拡大していった。その妙な発見とは、
「私が好きな芸能人は、例外なく眉毛が薄い」
という事実だったのだ。
第一に、東山くんのデビュー当時を思い出してみたまえ。当時はいつも鉢巻きをしていたので眉までは誰も気づかなかったかもしれないが、毛は確かにあまり生えていなかった。
ご存じの通り、美青年の必須条件はキリリとした濃い眉毛。しかし、爽やかな好青年、歌って踊ってしかもナイス・バディという東山くんの唯一の欠点は、この眉がないということだったのだ。
だが、なぜか彼の眉毛は徐々に濃くなっていった。三年前のTVドラマ『夜に抱かれて』(共演:岩下志摩)の時には、かなりの密度になっており、このままだと、昔「柔道一直線」に出ていた柔道の先生、「地獄車」の高松英郎になるのではないか? と心配したこともあるほどである。
第二に、歌手の吉川晃司。
黙っていたが、私は吉川晃司のファンも、もう十五年やっている。「モニカ」でデビューし、「ラ・ヴィアン・ローズ」で頂点に立った吉川だが、なぜか彼もアイドルにしては眉毛が薄かった。そして吉川の左右不対称な眉毛メイクは有名である。左右の濃さが違うこともあった。そして彼の眉毛メイクは十年ほど全く上達しなかった歴史がある。
この二人の話を夫にしたら、東山くんの眉は「メイクじゃなく、本物かも」と言ったことがあるよな。
なんでも夫によると、眉は「間引き」で徐々に濃くなるらしい。つまり眉毛を所々、定期的に抜くと良いのだそうだ。私も一時期、スネ毛を抜いていたのでわかるが、足の毛は繰返し抜くと、だんだん剛毛になってくる。毛穴も広がるので私は抜くのをやめたが、これと同じことが眉毛に起こるというのだ。
なるほど、道理である。ただ眉毛の場合、スネ毛のように全部一気に抜いてしまうと、傍目からも不愉快だ。だから所々気づかれない程度に抜くということなのだろう。
しかし東山くんのは、やはりメイクだろう。だって眉の出発点が、左右違うこともあったからね。
そして最後は、運命の豊川悦司さまである。
彼の眉毛がメイクだと気づいたとき、私は自分の運命に恐れおののいたものだ。無意識のうちに、私は薄い眉毛を求めていたのである。しかも三人も。
なぜだ、なぜなんだ。
そしてある時、私はさらに恐ろしいことに気づいてしまった。
頭髪は女性ホルモンだが、眉は男性ホルモンに左右されるという。つまり眉が薄い人は男性ホルモンも薄いらしいのだ。確かに東山くんと豊川さまは、ツルリとしていて女っぽい。すると私が求めていたのは、薄い眉ではなかったんじゃないか。問題が眉毛の薄さにあるのではなく、私が真実求めていたのは、実はオカマだったのか? という驚きの仮説にたどり着くのだ。
私は本当の自分が恐ろしい。それとも考え過ぎか?
(筆者注:数字は全て、1998年現在です。)
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COMMENTS
おもれ〜!
今でもファンですが、何か?
吉川は、4月に新国立劇場で、ミュージカル
『SEMPO〜日本のシンドラー 杉原千畝物語』の主役をやるそうですよ。
勿論、見に行きますわ〜。ふっふっふ。
東山くんは、3月に『さらば、わが愛 覇王別姫』で、
レスリー・チャンがやった女形をやるんですよね。
蜷川幸雄演出で。こっちも見たいですわ〜。ふっふっふ。
『SEMPO〜日本のシンドラー 杉原千畝物語』の主役をやるそうですよ。
勿論、見に行きますわ〜。ふっふっふ。
東山くんは、3月に『さらば、わが愛 覇王別姫』で、
レスリー・チャンがやった女形をやるんですよね。
蜷川幸雄演出で。こっちも見たいですわ〜。ふっふっふ。
おお!
テレビでやった杉原千畝のドラマは、確か反町隆史がやったのよねぇ。
そのドラマを見て、杉原千畝のことを初めて知ったんだけど、ちょー感動したのよぉ〜!
現代に生きていたら、絶対にLOVEよ。
彼の役を吉川がね〜・・・・
そして、あの物語をミュージカルで・・・興味わくわぁ〜。
そのドラマを見て、杉原千畝のことを初めて知ったんだけど、ちょー感動したのよぉ〜!
現代に生きていたら、絶対にLOVEよ。
彼の役を吉川がね〜・・・・
そして、あの物語をミュージカルで・・・興味わくわぁ〜。
私も見ました!
杉原千畝のドラマ、感動の嵐でしたねぇ。
「絶対にLOVE」というのは、どうかと思いますが…。
ですが、その感動の役を、25年もの間、私のアイドルだった吉川がやる、と。
ああ! 号泣ですわぁ。
「絶対にLOVE」というのは、どうかと思いますが…。
ですが、その感動の役を、25年もの間、私のアイドルだった吉川がやる、と。
ああ! 号泣ですわぁ。
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あの記事は10年前のものだけど、未だに「少年隊」&吉川のファンなの?
だとしたら、凄すぎる〜〜〜
ちなみに私は「唇の薄い人」が好き