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猫のアカ、14才。

画像 005 今日も首を傾げる由紀夫。



かなり前になるけど、由紀夫のようちえん付属の動物病院で、
久々に会った知人がいました。

「妹子さん・・・」

ふいに呼ばれたので振り返ると、腕組みをして床に目を落したまま、
暗い雰囲気で待合室に座っているAさん(40代男性)が。

何か不幸があったのかと思って聞いてみると、

「いや、猫の予防接種に来ただけだ」

脇に置いたクレートには、確かに猫が入っています。
なんて暗い・・・と思いましたが、
そういえばAさん、いつも暗い印象の人だったということを
思い出しました。

Aさんはお母様と一緒でしたが、
そのお母様はAさんとは違って、話好きでした。

「へえ、猫を飼っていたんですね」

Aさんはやはりジッと床を見たままでしたが、
お母様が色々と教えてくれました、この猫のこと。

名前は「アカ」。多分、14才。
なぜ「多分」かと言うと、Aさんの家に来てから14年経つからだそうです。
ところがこの猫、普通の飼い猫ではなく、野良猫なのだとか。

「え? 野良猫に予防接種ですか?」

私が少し驚くと、お母様はさらに、驚くべき話をするではありませんか。

アカはAさんの家で、毎日三食メシを食べて14年になり、
予防接種も毎年欠かしたことはない。
ところがアカは毎日、夜になると必ず姿をくらます。
つまり、毎晩外泊していると言うのですね。
しかも、Aさん親子は、
一体アカはどこで寝ているのか知らないと言うのです。
しかも、14年間!
ということは、もう中学二年生になる猫ですよね。

「雨の日でも、決して体は濡れていない。
だから、どこかの家で寝ているんじゃないかと思うんだけどね」

う~ん・・・。
私はある種の感動を覚えました。
この「アカ」という猫の人生(?)に感動したのです。

れっきとした妻子がありながらも、脇に同棲している女がいる。
そしてその女は、一緒に住んでいる男が、まさか既婚者だとは
夢にも思っていない・・・。

こんな二重生活をしている男のケース、ありますよね。
実際、私の知合いがそうでした。
「私、男運が悪いんです。騙されたんです」
と、相当に悔しがっていましたから・・・。

私は、想像してみました。
ひょっとして、この猫の「アカ」は、夜になると
どこかの飲み屋で「アオ」とか呼ばれているのではないか。
そして、飲み屋のママに、
「アオちゃ~ん、ほら、大間のマグロよ~」
「今日は、豊杯の生酒もあるわ~」
などと猫かわいがりされ、酒池肉林の毎日を送っているのではないか・・・。
などと想像してしまったわけです。
いや、アカは別に、
飲み屋で遊び暮らしているわけではないかもしれませんね。
どこかの警備会社で、夜警の仕事をしているのかもしれません。
あるいは、イカ釣り船に乗って漁をしている、とか。
いや、違う。雨でも体は濡れていないんだから、
やはり漁船ではないな・・・。

などと、下らない話を書いているうちに、
こんなに長いブログになってしまいました。
いや、待てよ。
この話、次回のグラフ青森に使えるかも。

それにしてもどうでしょう、このAさん親子。
由紀夫は私の体だけが目当てだったという事実が明らかになったわけですが、
それ以上じゃないですか。
このアカに、ただ利用されているだけのAさん親子って、一体?



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