スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

月次屏風。

画像 033
本堂を庭から眺めたところ。この庭は、例の「広大な南の御庭」とは別。



円照寺には「月次(つきなみ)屏風」も、実際にありました。

本多が門跡と面会するのを長らく待たされた部屋に、
「狩野派の画風に大和絵風の色彩を加えた月次屏風」があると
描写されているのですが、それに相当する屏風が実際にあったんですよね。

右から左へと、春夏秋冬の移り変わりを順に描いた屏風を「月次屏風」と言うらしいのですが、
それがまた、小説の中では神秘的な演出になるわけです。
つまり時空を一気に飛び越えたような、
あるいは、何が現実で何が夢なのかがわからなくなるような雰囲気を
醸し出します。
『春の雪』の終わり部分、一ページに渡ってその図柄の描写があります。
今回は、『天人五衰』の本しか持っていかなかったので、
実際のものと小説の描写とが、ほぼ同じなのか確認できなかったのは残念。
写真も撮れなかったし・・・。

ちなみに、他のツアー客はその屏風には見向きもしませんでした。
う~ん。
四十年前、三島もこの屏風を見たんだねぇ、と思うと感動。


画像 024
「広大な南の御庭」の一部。


スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。