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「すらすら読める土佐日記」読みました。

画像 004中国宮廷の愛玩犬なのに、「高貴」とは無縁の顔の由紀夫。


講談社 すらすら読めるシリーズ
「すらすら読める土佐日記」 林望著 1575円
 総ルビつき原文+現代語訳+解説

「男すなる日記といふものを、女してみむ、とて、するなり」
紀貫之が仕掛けたこの「…も…も」にすべての秘密が隠されている。


というのが、帯のコピー。
ま、「すべての秘密」というほどたいしたことではないですが、
それにしても、土佐日記のこの書き出しは秀逸であることを
再認識。
また、文章の歯切れのよさ、シンプルさ、
思い切った物言い、皮肉というのは、
私が見習うべきレトリックですなぁ、実に、と思いました。

作家の林望が、すべてに現代語訳をつけ、さらに解説しています。
私は林望の文章が大好きなので、購入する気になったのですが、
当たり前ですが、この人の有職故実に関する知識は深い。
知識だけでなく日本エッセイスト・クラブ賞を取った彼の
個性的かつ高貴な文体がすばらしいわけです。
いつも脱帽です。

同じ林望で
「すらすら読める『カラマーゾフの兄弟』」とかあれば良いなぁ。
「うんざりしないで読める『源氏物語』」とか、
「激怒しないで読める渡辺淳一」とか。
あ、三番目は必要ないよね。


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