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「役に立たないことを除けばね」の巻

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この男も役に立たない・・・。




Pink Tea Time 2009年9・10月号

「役に立たないことを除けばね」の巻

九月一一日
 デートで夜景を見に行ったら、缶ジュース代一二〇円を請求されたという知合いの女性がいた。前に小欄のネタにしたことがあるが、本当に男という生き物の約半分は、役に立たないと思っていいと思う。頼っているとロクな事にならないから、最初から居ないと思った方がいい。
 そんな男の一人に、Oさんの旦那がいる。Oさんの旦那は、屋外で働いており、雨だと仕事がない。趣味はテレビ鑑賞なので、休みの日は一日中テレビの前に寝ているという。
仕事があった日も、夜布団に入るまで何時間もテレビを見続けるので、Oさんの家のリモコンは、ボタンの数字が全て綺麗に消えているのだそうだ。
「旦那の手油(てあぶら)で数字が消えちゃったんですね。だから私が使うときは、1、2、3、4、5って、左から順に数えないとチャンネルがわからないんですけど、旦那は凄いんです…」
 と、恐ろしげに語るOさん。
「指でボタンをさわった感触で、数字が読めるんですから驚きですよ。つまり、モー・リモコン…」
「モー・リモコン?」

九月一二日
 モーパイ。
それは、麻雀用語である。
目を使わず、指で掴んだときの感覚だけで牌(ぱい)の種類を当てる行為だそうだ。今は亡きうちのお父様が麻雀放浪男だったので、聞いたことがある。Oさんの旦那は、まさにその「テレビリモコン版」。日がな一日テレビの前に腕枕をして寝たまま、もう片方の空いた手で、目を使わず、自由自在にリモコンを操るという。
リモコンを使っていても、両の眼(まなこ)はテレビ画面から片時も離れることがない。しかもリモコンは一台だけではないというのだ。
テレビとビデオとスカパーと、リモコンは全部で三台。重さと形状でどれがテレビかスカパーか、瞬時に区別が付くらしい。何の迷いもなく、寸分違わぬ正確さでリモコンを操作するその技は、もし技能オリンピックにリモコン部門があったなら、金メダル間違いなしではないか、とOさんは語る。
「うちの旦那、こんな感じで韓国ドラマを一日中見てるんですから」
「う~む…。なぜその技を、他の場面で使わない…」
 かなり前から、旦那が韓ドラにはまっている話は聞いていた。旦那不在のお茶の間で、あれ?ビデオが回ってるなぁと思うと、
「韓国ドラマのタイマー録画してるんですね」
 と、Oさん。本当に凄い。
 韓国ドラマに出てくる男達は、例外なく皆イケメンであり、礼儀正しく、かつ女に優しい。毎日そのイケメンが手に握っているのは高級車のハンドルか、女のハンドである。決してテレビのリモコンなど握らない。
それを毎日夢中で見ているお茶の間の男が、これほどドラマのキャラから程遠いとはどういうことなのか。ドラマから学ぶことなど、全くないのだろうか。
「それでも良いところもあるんですよ。酒もたばこも、おそらく女もやらない。至って健全な旦那です。役に立たないことを除けばね」
 と、Oさん。蓋し名言である。
 先日、「寂しいから『アイボ』を飼っている」という四〇代の独身男性に会った。広いマンションに一人暮らしだという。アイボは機械仕掛けの犬だが、躾と共に成長していくし、主人が帰ってくると喜んで寄ってくるというから素晴らしい。
 Oさんには、次回「男を捨てて、アイボを飼え!」とアドバイスしたいと思っている。

九月一三日
 先日羽田空港のラウンジで、韓国ドラマの主役のような男性と会った。
そのラウンジは、一定クラス以上のクレジットカード会員は無料で利用できるというもの。私はラウンジ利用とマイレージのボーナス加算が目的で、高いゴールドカードの年会費を払っているのだ。松子様も同様である。
 さて先日、お母様、松子様と三人でラウンジを利用した。しかしカードを持たない同伴者には利用料がかかってしまうため、私たちが、お母様の利用料千五十円を払おうとしていた、まさにその時であった。
「その人達は、私の連れです」
「え?」
 突然、背後からソフトな男性の声がしたので、私たちは思わず振り向いたのである。そこには、カジュアルだが上品なスーツを着こなしたビジネスマンが一人、爽やかに立っていた。そして彼の手には、燦然と輝くどこだかのゴールドカードがっ…!
 そのカードがアメックスだったかダイナースだったかはよく覚えていない。とにかくそれは同伴者全員が無料となるという、ハイクラスのクレジットカードであった。呆然と立ちつくす我々三人。
 するとカードラウンジの化粧の濃い受付嬢が、面食らったように言った。

受付嬢「すると、こちらのお客様も全員、貴方様のお連れということですか?」
カードの男「はい、そうです」
我々三人「(無言でうなずき続ける)」

 その後、男性は我々にニッコリ微笑み、ラウンジの奧へと消えていった。

お母様「お前の知合いかい?」
私「全然知らない」

 ああ、もし私が松子様・お母様連れでなく、たった一人であったならば、恋の一つや二つ芽生えそうな状況ではなかったか! 今思い出しても本当に、心から悔やまれるのである。

九月一四日
 さて先日、年輩の既婚男性と飲んでいて、大変為になる話を聞いた。婚活中の皆様に、念のためお知らせしたい。

★男性Aの場合。
お見合いした相手を、断わろうと思った瞬間。
「お見合いした場所から、さて二人で喫茶店にでも行こうということになった。外に出て、信号待ちしたあと、彼女は自分より先に歩き出した。その時、この人じゃないと思った」

★男性Bの場合
お見合いした相手と結婚しようと決めた瞬間。
「お見合いを終えて帰るときに、彼女は私の靴を揃えて出してくれた。その時、この人と結婚しようと思った」

★大野妹子の場合
せっかちで早足なので、常に自分は、男の前を歩いている。そして、男の靴を揃えるどころか、自分の靴も揃えたことがない。

以上、この話を糧に婚活に力を注ぎたいと思う今日この頃であった。



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No title

ミラモンティで検索していてたどり着きました。
まあその。。。ヘルシーというか、ダイエットの友としては
優秀なお店かと。
ただし、帰宅してから何か食べなければですが。
ちなみに私は、海鮮まん、ちーん。しましたよ(笑

妹子さんは、いろいろなお店ご存知ですね。
参考にさせていただきます♪

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