スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アラフォーが見る「誘われ王子の傾向と対策」

2009081123200000.jpg
大正なでし子女史製作の座布団カバー上の由紀夫。
豪華な創りにご満悦だと思うが、この表情からはわかりにくい。




Pink Tea Time 2009年7.8月号

アラフォーが見る「誘われ王子の傾向と対策」

七月九日
先月、私が近々、
「四〇代以上対象 出会いパーティー」
に参加する予定とお知らせした。
「出会いパーティー」なるものには、以前から参加の機会を伺っていた私であったが、目にする企画の全ての参加資格が「三〇代以下」ということで、人類皆平等でないのだという現実に、血涙を流していたのである。
さて、パーティーは夜七時、場所は弘前の某ホテルで。しかし当日、あいにく私には大阪出張が入っていた。出張より出会いの方が何よりも大事であるから、上司に理由を言って出張をやめようと思ったほどである。 
しかし出張とパーティが、時間的に両立できることが判明した。仕事を終え、青森空港には夕方の到着予定であったが、そこから弘前に直行すれば、三十分遅れでパーティ会場に到着するという段取りである。
ところが。
当日、その飛行機は「機材の調達が出来ない」とかいう意味不明の理由で、出発が一時間十分遅れたのである。つまり、私が弘前に直行しても、もうパーティ終了時間なのだ…。
伊丹空港で、泣きながら主催者に欠席の旨連絡すると、今回の参加費用は、次回パーティ参加費に振り替えてくれるとのこと。それはそれで、無駄にならずよかったと言える。
しかし、後日送られてきた主催者からのメールが、私の心をズタズタに引き裂いたのである。

メール文「電話でのキャンセルをスタッフから聞きました。次回に限り無料で参加できますのでご参加ください。次回開催は十月です。 ちなみに今回「出会い★パーティー」では
12組のカップルが誕生致しました。」

私「じゅ、じゅうにくみもぉ?」
 
 何と、十二組ものカップルが、私という存在を無視して誕生したという。
今、ここで、私は、黄金の十二組入りを逃した。しかも次のチャンスは四ヶ月後…。このことが、後の私の人生にどう影響するのであろう。
…その行方は、誰も知らない。(芥川龍之介『羅生門』風に決めてみました。)

七月十日
そして私は、先日某所で、またまた会議を開いていた。
私を含む独身キャリアウーマン四人が集まり、「今後の人生を如何に生きるべきか」、とりわけ「どうやったら我々は結婚できるのか」について、旨い物をたらふく食べながら、具体的対策を練っていたのである。
そのうちアラフォー二人(そのうち一人をA子としておく)には驚いたことに、一年以上も片思いしている男性がいると言う。しかし、自分からアタックはしていないと言い、理由は一言で言うなら、
「面倒くさいから」
 だと言うのだ。…仰天である。
全く、なんということであろう。面倒だからと何もせずにいれば、このまま五十歳の坂を越えることは火を見るよりも明らかな年齢ではないのか。黙っていれば、白馬に乗った王子様がやってくるとでも思っているのカネ? ということである。
しかし、考えてみれば男子全般にもこの傾向はあったのである。
思い出してみたまえ。今年三月号の小欄に書いた「イマジン・合コン生活」の男子四人のことを…。
彼らに自分たちで合コンを設定する行動力はなく、「お願いします!」と言われるまま、全て私が設定したのである。しかも、うち一人の男は一次会途中、「家でお母さんが待っているから」と夜九時に帰宅した。しらけた美女四人は一次会で帰り、残り三人の男はそれを黙って見逃しているのである。意中の女子が居たのに、である。そして、それっきりである。私が、
「気があるなら、誘えばいいじゃない」
 と言っても、
「誘えるわけ、ないじゃないですか~」
 とため息をついていたよな。
このように「何もしない」、「何も出来ない」ただ、「時の流れに身を任せ~」という人生を送っている原因は、確かに断わられたらどうしようという「臆病」もあるだろうが、私は多分に「面倒くさい」という「怠惰」もあるのでは、と思い始めているのだ。

七月十一日
というのも、実はA子、黙って片思いを続けていたわけではなく、数回相手を食事に誘ったことがあるという。そして彼は誘いに乗り、一緒に楽しくご飯を食べた。
「でも次は、彼の方から誘って欲しかったんですよ~。待っていても来ないので、それっきりです」
 とのこと。しかも、特に「好きだ」という意思表示はしていないという。
しかし、である。もしA子がめげずに誘い続けたとしたら、人生どうなっていたであろうか。そして、好きだとハッキリ告げていたら…? それは誰にもわからないのである。
前述のように、男子も女子を誘うことが出来ず、「誘われ王子」に徹しており、女子は女子で誘われるのを待っている…。これでは全く事態は発展しないのである。
「好きな人は居るけど、面倒くさい」
 という心理は、わからないでもない。というのは、アタックするならそれなりの準備と作戦が必要だからだ。化粧・洋服・下着への気配りもさることながら、デートの場所、段取りも考えなくてはならない。また、自宅に呼ぶことを考えれば、部屋の掃除は必須だし、料理もしなくちゃならない。しかも、すっぴん顔を見られるのも嫌だし~、あ~面倒くさい! となる。色々考えれば考えるほど、そして年を取れば取るほど、恋愛モードは面倒くさいのである。
 しかし私は大変重大な事に、ここで気が付いた。男が「誘われ王子」である限り、それを逆手に取れば、女はかなりの確率で勝利を収めることが出来るのではないか、と。
 私の友人が「草食系男子」について、ネットでリサーチしたそうだ。その結果を報告してくれたのが以下。
「この種の男子を食卓に招いたとするでしょ。テーブルに座っただけじゃ、食べないわけ。女が茶碗を持たせて、箸を持たせて、それから『どうぞ!』って言われて、初めて食べるんだって」
 これである。
つまり女が何から何までやってあげたとしたら、男は確実に付いてくるのではないか…。 
世の中、本当に変わった。しかし、この作戦、試す価値があると思うが、果たしてどうであろうか?



(今月から「グラフ青森」は体裁を変え、隔月刊になりました)

スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。