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黄金の特技!タケオ伝説2

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首まわり35?、足のサイズ4?の由紀夫。



黄金の特技! タケオ伝説パート2の巻。

Pink Tea Time 2009年2月号

2月6日(先月の続き) 
 肉伝説のタケオ君には、実はもう一つ、凄い特技があった。
 「牛一頭、食べられる」という特技は確かに凄いが、誰も羨みはしないし、親は激怒するだけだ。しかしもう一つの彼の特技は、地球上の誰もが羨む、黄金の特技なのである。
 それはなんと、「一度も女に振られたことがない」という特技である。
 これは羨ましいことだ。一体どこでどうやって、そんな驚くべき秘技を身につけたのか?
 一方私には、「男に振られなかったことは、かつて一度もない」(つまり「常に男に振られ続けている」の意の、二重否定表現)という驚くべき特技があるが、タケオ君の特技は、それに匹敵するほどの価値があるだろう。ということは、タケオ君の生活に二十四時間密着すれば、
「ついに貴方も女にもてる!」
「今日から始まる、もて男人生!」
 という類の貴重なDVDが制作できるということだ。爆発的ヒット間違いなしである。そもそも、世間に一般公開する前に、私だけが独占視聴し、その技を身につけたいと思うほどだ。いや、私が女にもてても仕方がないが、同じ技を「男にもてる」という方向に応用できそうではないかと思うのである。

2月7日
 しかし、私がこのDVD制作の話を持ちかける前に、タケオ君は東京に帰ってしまったので、残念ながら具体的な「もてる技術」は、まだ聞き出していない。しかし、結婚披露宴の後のカラオケボックスで、彼の「もて技」の一部を窺い知ることが出来たのは、貴重な体験であった。
 先月号にも書いたが、タケオ君のプロフィールをもう一度復習しておこう。
 二十五才、身長一八二?、足サイズ三〇?。
 私は個人的に、この「足のサイズ三〇?」という点も、女にもてる一因となっているのではないかと密かに思う。
 女はやはり、自分にはない「逞しさ」にギュッと胸を鷲掴みにされるものであり、女が男のどこにセクスィーさを感じるかという質問には、圧倒的に「手」という答が返ってくるからである。女がまず、男の大きな手をセクスィーと思うなら、その次に「男の巨大な足」にセクスィーさを感じても不思議ではない。
 つまりタケオ君は身長一八二?という点で既に「女にもてる技術」を身につけているが、さらに「足のサイズ三〇?」というアドバンテージをも兼ね備えていたということだ。
 そして、水泳で鍛えられた筋肉質の体格と浅黒い肌。決して美男子ではないが、ミケランジェロの彫刻で見たことのあるような日本人離れした顔立ち…。ひょっとしてラテン系の血が混ざっているのか。イタリア男は「女性を口説かないのは犯罪だ」と思っているらしいから、タケオ君のおじいちゃんはイタリア系か?とも思うのである(お父さんは、ごく普通の日本人なので)。

2月8日
 話がだいぶ逸れてしまった。
 とにかくカラオケボックスでの彼の行動には、最近の若者には見られない、キラリと光るものがあったことは間違いない。
 まず感心したのは「電光石火の行動力」である。 
 例えばタケオ君は、皆の飲み物の注文を素早くまとめ、そして素早く電話で注文を出す。
「はい、じゃ梅子さんビール、妹子さんビール、ヒロシは焼きそばね!
 ガチャッ。リーン・リーン。
あ、もしもし。生二つ、焼きそば大盛り一つ、お願いします!」
 …誰がタケオ君に大盛りを頼んだ訳でもないのに、その行動には全く迷いが無く、かつ実に素早い。全て自発的な行動なのである。
 確かに焼き肉「仙人閣」で、夕べ焼き肉を食べた時も、電光石火の食いっぷりであった。パクパクと十五人前食べるのに、何の迷いも無かったよな。
 実は女は、こういう強引な行動力に大変に弱いのである。「私、もう全てを貴方にお任せしまぁ~す。波に乗っちゃいまぁ~す」みたいな気分になってしまうのである。タケオ君がカラオケボックスで素早く手に取った受話器の持ち方にも(焼き肉を網からすくい上げる時の割り箸の角度にも)、ホレボレしたと言って過言でない。
 また、カラオケの入力動作も大変に素早い。リモコン操作もさることながら、カラオケ機械本体の操作にも大変に長じており、例えば梅子様が歌の途中で、
「ちょっと、音程が高いみた~い」
 とでも言おうものならタケオ君、サササッと機械に歩み寄り、演奏中の音程を下げてくれるのだ。
 本当に凄い。本当に気が利く。本当にアッパレ。こんな男を女は待ってました! という感じである。
 私はそう言って褒めたが、タケオ君の母であるKさんによると、
「私が気持ちよく歌っている途中、勝手に演奏を中断するボタン操作も大変に素早い。『お母さん、へたくそ』と言って、ブツッと切られる」
 だそうである。何事にも即断・即行動の男だということだろう。

2月9日
 さらに感動したのは彼の選曲であった。宴もたけなわの頃、驚いたことにタケオ君が歌い出したのは、あの、バスケット漫画の名作『スラムダンク』の主題歌『世界が終わるまでは』(WANDS)ではないか。
 たまたまこれは『あづさ2号』と共に、私もカラオケでいつも歌う曲であり、間奏で、
「みっちゃ~ん!」
「あきらめたら、そこで試合終了だよ」
「安西先生…。バスケが、したいです」
 などと叫びながら号泣する…というのがお約束になっている曲であるが、それは全くの偶然としても、「男が流す汗は限りなく美しい」ということを、女に思い出させる曲であることには違いない。
 しかもその次に彼が歌ったのは、尾崎豊の『アイラブユー』。この悲しく美しい愛の歌を、情感たっぷりに歌い上げるタケオ君…。
タケオ君は、
「この歌は、むちゃくちゃ女ウケがいい」
 と言っていたが、確かに脇で聞いていた梅子様も、
「まあ、素敵! オバサンも胸がギュ~ッとなったわぁ~」
 と、ビールジョッキ片手に叫んでいたよな。これで狙った女はイチコロということだろう。
 本当に凄い。いつか是非、密着取材を試み、あおもり映画祭ドキュメンタリー部門で発表したいと思う今日この頃である。


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