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「ブタがいた教室」見てきました。

流し目
「由紀夫がいた教室」という映画も作ってほしい。



「ブタがいた教室」見て来ました。
見たくなかったけど、アムゼの回数券の期限が切れるので、
仕方なく・・・。
見たくない理由は、もちろん号泣するのは確実だから。
そして、予想通り、初っぱなから号泣だったわ。
タオルハンカチが、涙と鼻水でびしょびしょよ~。

主役が妻夫木聡だと思っていましたが、
主役は子ども達ですね。
26人の子ども達の自然で生き生きした演技が映画全編を貫いていて、
ちょっとドキュメンタリーを見ているような気もしました。
子ども達の学級会の中の、感傷的な意見の爆発や
妙に正義漢ぶった一部の優等生の論理・・・。
それらのほぼ全ては、自然に受け入れられた一方、
1学級に26人しかいないから、
こんな学級経営も出来るんじゃないかしらという気も。
どこもこのくらいの人数ならいいけど、実際はねぇ。
それに、終わりが綺麗すぎる感じ。
本当はもっと、子ども達の精神状態は酷かったのではないか
と、私は思うわけ。
大人だって理屈では受け入れられない話だと思うしね。

まあ、「命と真っ正面から向き合おう」という主題には好感。
良くできた映画でした。

同僚の先生役で、池田成志が出ていたのには、ちょっとびっくり。

80点。
アムゼの回数券で鑑賞。1000円。

「20世紀少年」も見たので、明日の話題はそれ。

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牛一頭、タケオ伝説の巻

食べたいです!

Pink Tea Time 2009年1月号

牛一頭、タケオ伝説の巻

一月八日
 伝説の大食い男、タケオ君の噂は前から聞いていた。大野家と親類同様であるKさん(東京在住)の次男である。
二十五才、身長一八二?、足は三〇?。
彼の武勇伝は数知れず、青森にも何度も来ているが、私はなぜか会ったことがなかった。
 大野一族にも、実はヒロシという大食いがいた。まだお父様が生きている時に大野家に来て、食卓の寿司五人前を全部平らげ、
「人の家に来て寿司を食べるときは六個までだ!」
 と、お父様に一括されたことのあるヒロシ。しかし、そのヒロシなど歯牙にもかけぬ、馬の胃袋を持つタケオ君が今、青森に来ているという情報をゲットしたのである。
 実は姪の鶴子がめでたく結婚。その披露宴に招待されたのだった。
お母様が、
「明晩、ヒロシと焼肉対決をするらしいから、行ってみたらどうだい。梅子達も行くんだよ」
 と言う。わたしは勇んで焼肉屋「仙人閣」に出掛け、仰天の光景を目撃した…。

一月九日
 まず最初に、梅子様による「タケオ伝説」をお知らせしておこう。
「最初、タケオ君は常人ではないと思ったのは十年ほど前でしょうか…。焼肉屋『一心亭』でのことでした…」 
 と梅子様は回想する。
 梅子様の夫、銀次郎さんは、小欄で常々取り上げているが、「女が結婚したい男?1」と評される男である。大変に甲斐甲斐しい。家族で焼肉屋に行くと、もっぱら肉を焼くのは銀次郎さんで、焼くだけでなく、食べ頃の肉を梅子様の皿に入れてくれるそうだ。
「それに私、肉はさほど食べないので、銀次郎さんが取ってくれた肉を食べていれば充分なんです。でも、その日は違いました…」
 その日、Kさん親子が青森に来るというので、梅子様らは一心亭に招待した。タケオ君と会うのは久々だった。東京からのお客様だから、いつも焼肉は「食べるだけ」の梅子様も、その日は肉を焼く係にまわり、次々に網に上げてご馳走したと言う。
 ところがどうしたことか、焼いても焼いても、一枚も自分の口に入らない。次々と肉が消えていく。おかしい…。
ふと顔を上げると、目の前に座っていた高校生のタケオ君が、焼けた肉を次々と休まずに食べていたと言う。
「その日タケオ君は一人で、牛タンを七人前食べました。勿論その他、カルビやロース等を、たっぷり私達と食べているんです。私は当時、牛一頭分の舌が牛タン一人前だと思っていたので、『この男、牛七頭分の舌を食べたのか…』と仰天し、レジでお金を払いました」
 後日、母親であるKさんが、
「あの日は久々の対面だったから、タケオも遠慮して食べていたのよ」
 と電話で話していたという。それを聞いた銀次郎さんは激怒していたというから、タケオ君が遠慮なしに実力を発揮したとすれば、一体どんな事態になるのか。

一月十日
 その後、梅子様が目撃したのは、つがる地球村レストラン「ライアン」の伝説である。ライアンは美味しい上に、量も多いことで有名な店。あそこで定食一人前を食べるのは、私にはやっとだったと記憶している。
 再びKさん親子が遊びに来るというので、梅子様たちはライアンに招待した。あの店なら量も多く安いから、きっと大丈夫と踏んだのだろう。
さて当日、各自が満腹し、大学生になったタケオ君もハンバーグ定食その他を色々と平らげ、そろそろ勘定をして帰ろうかと思っていると、ウェートレスが再び奧からやって来て、ステーキを何枚も次々と持ってきたという。梅子様は仰天した。
「タケオ君が単品で注文していたんです。そしてペロリと食べてしまったんです。ステーキを、何枚もです!」
 また後日の、居酒屋「五六」伝説。
 Kさん親子含め四、五人で満腹するまで数時間飲んで食べ、そろそろ勘定をして帰ろうかと梅子様が思っていると、居酒屋の奥さんが奧からコンロを持って来て火を付けたそうだ。「どうしたんでしょう。もう帰るのに?」と梅子様が思っていると、奥さんは今度、すき焼きを作り始めたと言うのだ。
「タケオ君がすき焼きを数人前注文していたんです。そしてペロリと食べてしまったんです。その日、奥さんは一人で店をやってました。タケオ君のせいで奥さんはてんてこ舞い。大変忙しそうでした…」
 さらに二年前の年末、「ヒレカツ」伝説。
 Kさんがタケオ君を連れ、青森に帰って来た。その時、東京から豚ヒレ肉の塊を八本送らせたという。なぜわざわざ東京から送らせたのかは知らない。
 とにかく大晦日にKさんはヒレカツを揚げ、タケオ君は豚ヒレ肉塊、四本分を一晩で食べた。ヒロシによれば、タケオ君はヒレカツを、「あたかもポテトチップスのように食べていた」そうである。
 そして梅子様は、再び回想する。
「Kさんが溜息をつきながら言っていました。家で肉ジャガを作っていると、タケオ君は台所に来て、イモが煮える前に肉を全部食べてしまうそうです。出来上がった肉ジャガに、もう肉は入っていない…。つまり出来上がるのは〈ジャガジャガ〉です!」

一月一一日
 さて、焼肉屋「仙人閣」で、私は肉伝説のタケオ君と初めて対面した。全く太っておらず、ごく普通の体型だったのは予想外。しかし確かに伝説通りの食べっぷりであった。
何を何人前などと既に数えられない状態であったが、タケオとヒロシの二人だけで酒は一切飲まず、2万円分は食べたから、約二十人前はあったのではなかろうか。ただ、
「本当はもっと食えるが、皆が帰るので仕方なく自分も帰る。いつもそんな感じ」
とタケオ君は言う。寿司は九十個食べるそうだが、
「米はあまり食べられない。得意分野は肉だ」
 と言っていた。
 そして今日、鶴子の披露宴があった。
 Kさん親子は全員招かれたのに、夫が友人の不幸でドタキャン、空席となった。
ところがタケオ君は自分の席で自分の料理を食べ、その後、隣のテーブルに移動して、欠席した父の分の料理を全部食べていた。
それだけでも充分凄いのに、Kさんは私達にこう言った。
「食べられなかったら、タケオにやってね」
 その言葉通り、天ぷらやステーキをタケオ君に渡すと、全てぱくぱくと食べてしまった。
 暫くして梅子様の息子、大輔が一言。
「茶碗蒸しをタケオ君にあげようとしたら、そんなのいらねぇ! 腹の足しにならねぇからな! と言われた」
「・・・」
 本当に凄い。
「彼は牛一頭食べますよッ」
 と梅子様は言っていたが、それもまんざら嘘ではないと思える今日この頃である。
 

「一休.com」を初めて利用。

CIMG2304.jpg
私がご飯を食べている間、自分のご飯を待っている由紀夫。




今日初めて、「一休.com」を使って、
ホテル予約をしてみたんだけど、安いよね。
会員登録料無料で、
小田急ホテルセンチュリーサザンタワーの
スーペリアツイン一泊朝食付きが、
正価 34,400円 → 23,000円

HP内で日にち限定のお得なオークションなんかもあるから、
使い方によってはかなりお得。
段取り上手のビジネスマンとかは、色々と
ネット予約で得しているんでしょうね。

以前は、色々調べて安く済ませるドケチ方法を模索したものですが、
今はそれも面倒。
適当に深く考えずにお金を払っている今日この頃。

でも、節約できるところは節約して、
株の損を、少しでも取り戻したいわ~。
トホホ・・・。そりゃ、無理かもしれないですけどね。




 

『ムサシ』チケットが到着。

CIMG2303.jpg
お座りして待ってても、このご飯はお前のじゃないんだよ、由紀夫。




3月、彩の国さいたま芸術劇場で上演される芝居、
『ムサシ』のチケットが届きました。
第一希望通りの日程で、
しかも、前から四列目センターブロックだったわ~。
ラッキー。

『ムサシ』は井上ひさし脚本、蜷川幸夫演出
の新作書き下ろし時代劇。
出演:藤原竜也・小栗旬・鈴木杏・・・
なので、チケットが取れないかもと思っていました。

それにしても、「こまつ座」って素晴らしいわ。
無料で、次回公演チケットの案内を自宅まで郵送してくれ、
同封の返信用葉書(切手不要)で第三希望まで日程を申し込むと、
優先的にチケットを手配し、送ってくれるわけ。
手数料・送料無し。
料金はチケットが到着してからの郵便振込み(振込み料無料)。
要するに、チケット代以外の金銭的負担は無いんですよ~。

今回はさすがに、申し込んでも当たらなかった人がいるそうですが、
私は今のところ、外れたことがありません。
しかも全て良い席。
「DMを送って下さい」って申し込んだだけで、このサービス。
確か劇場で、住所氏名を書いただけだったと思いますわ。
顧客を大切にするこの精神は素晴らしい!



フリマで町興しってどう?

ザビエル
痒みのため、エリザベスカラー着用中の由紀夫。





今、農業分野が、人材確保の好機!ということで、
動いているそうですね。
工業で人手が余っているのを逆手に取ったわけです。

例えば、有機農業は人手がかかる。
でも人手は、現在余っている。
そして高いお金を払っても、安全な食糧が欲しい人はいくらでもいる・・・。

そもそも、農家を守らず、人材育成の場を奪ってきた政策が
間違っていたわけで、
今頃気づいても遅いって感じですよね。

私は確か六年前、
青森のりんごジュースをメニューに入れていない青森市内の大手ホテルのレストランや、
道の駅「アップルヒル」に激怒し、色々書いたことがあります。
りんごの消費を地元で支えなくてどうする!
しかも観光客は、地元の名物が食べたいんだよっ!
って、激怒したわけ。
そもそも、名前が「アップルヒル」なのに、
レストランにあるりんご関連メニューは「りんごカレー」のみ。
ジュースは、オレンジジュースやコーラ、ジンジャーエール、ウーロン茶、
なんかしかなかったわけ。
今はどうなのかしらん? その後、行ってませんが。

「うちでは、青森のりんごジュースしか、飲み物は置いていません!」
っていうくらいのレストランが欲しいわけ、私は。

前置きが長くなりました。

私は、フリーマーケットの場所を、もっと行政や町内会に
設置して欲しいと思うんです。
不要品を生かす場所を定期的に、しかも屋内で場所代を安く
設定してくれれば、エコにもなるし、
町内でやれば、町内のコミュニケーションにもなります。
これが、県内各市町村で、定期的な行事になれば、
人もフリマ目当てに動くと思うんですよ。
大きな荷物だと、宅配便が必要になる場合もありますが、
これだけネットオークションが発達し、
私でさえ、家具を京都から送らせて、何度も買ったりしましたから、
送料をある程度負担することは覚悟しています。
私の友人は、「服をネットでしか買わない」という人がいますが、
欲しい物には、送料にもお金をかけるんですよね。
となると、宅配業者等も儲かるし・・・。

そしてフリマを定着させれば、「フリマ・リサイクル運営係」という雇用も
生まれるかもしれませんよね。

話は飛びますが、除雪だって、別に業者に頼んでブルドーザーを使うだけが、
方法ではありません。
私みたいに、近所のおじさんに人力で頼んでもいいわけです。
これだと、細かいところにも手が届くし、
ガソリンを使わないからエコだし、近所のおじさんの雇用も増える・・・。

どうでしょう、この案、だめかしらん?



『感染列島』見ました。

CIMG2287.jpg



号泣映画でしたね、これも。
医者と看護士の使命感・正義感に感動するわけですが、
現実にも、このような人格高潔なる人々が存在すればいいなと思いつつ・・・。
2時間以上の映画でしたが、ほとんど飽きませんでした。
いつ、現実になるかわからない話ですからね。

「明日、地球が滅びるとも、君はりんごの木を植える」

この台詞が、私達にやる気と希望を与えてくれます。

でも医者ってこんなに大変なんだぁと思って、
医者になりたい人が減少する、
なんてことになりませんように・・・。。

ところで、
これも妻夫木主演映画「ぶたがいた教室」、見ようかどうか迷ってます。
だって、この「ぶた」と由紀夫が絶対だぶるのよ~。
どう考えても号泣だから、見たくないわけ。
でも1月末まであと二本見ないと、アムゼ回数券が余ってしまう・・・。
悩むわ~。

壇れいが、実に綺麗。
知らない女優だと思っていましたが、
あのセクハラ映画『武士の一分』のヒロインだった人なのね。
それからビール「金麦」のCMの主婦役。
宝塚出身だから、ポスト黒木瞳という位置づけの役者かも。

85点。
松竹アムゼの回数券で鑑賞、1000円。

居間の床をリフォーム予定。

CIMG2295.jpg
私の悩みの種、畳と由紀夫。



遂に、居間の床をリフォームしようと思っています。
具体的には、

1.畳を無くする。
2.畳を無くすることで、段差を無くする。
3,由紀夫が滑らない床にする。

以上が目的です。

「1」の理由は二つあり、由紀夫のアレルギー対策。
畳は、家ダニ・ハウスダストの温床らしいので。
もう一つの理由は、畳が劣化し、ボロボロになって服に付くので。
ボロボロになっても、畳の張り替えは、そう簡単にはできません・・・。

「3」ですが、
業者が提示したペット用の「滑りにくい床材」の
サンプル(10×20?ほどの木片)を見せられました。
それが、どう見ても滑りそう。表面がツルツルなんです。
本当に滑らないかどうか、試したいけど、
そんな大きなサンプルは無いって言うし、
でも、いざ張り替えて、由紀夫が滑ったら意味がない・・・。
家を建てる時って、お試しできないから、
悩ましいのよね~。
でも、家だからって「お試しできない」っていうのは、おかしいと思うんだけど。
高いお金を出すから、なおさらね~!
かと言って、コルク材は傷つきやすいって言うし・・・。
ペット病院で使っている床材は、一般家庭の居間には不向きな感じだしね~。

しかも、ペット用の床材は、
一時期に比べて種類が減少しているそうです。
需要が伸びないために、メーカーが種類を減らしたとか。
ペット関連消費は増えているって聞くから、
意外な感じでした・・・。

悩む日々は続きます。

時代劇が人気?

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昨日のニュースで、
「戦国武将が若い女性に大人気!」
というのを見ました。
ゲームが発信源だそう。
地方の戦国武将ゆかりの地に、今若い女性が大挙して押し寄せており、
戦国武将キャラクターグッズが売れているとか。
日本の歴史を学習するきっかけになるし、
地方の活性化にもなるので、
それはそれで喜ばしいことですよね。
若い女性が時代劇を見始めることも歓迎しますわ。

一方、年輩の方々にも、時代劇を見たいという願望が
今もあるようですね。某民間放送には、

「古いドラマをもっと放送してほしい。『はぐれ刑事』『暴れん坊』『必殺』を放送して。
近所の仲間みんなで話し合い、私が代表で電話した」

という視聴者からの電話があったそう。
『必殺シリーズ』は未だ健在(東山君主演で新シリーズ放映中!)ですから、
驚きですよね。

ところで、そんな視聴者からの電話の中に、
こんなのもあったそうです。

「『眠り狂四郎』を毎日楽しんでいる。なぜ番組に関係のない五木ひろしコンサートの
テロップを入れるのか。極上のご飯に砂利を混ぜられた気がする。ご一考いただきたい」

・・・ってことは、五木ひろしは「砂利」?
この表現に、私は感動しました。
素晴らしい。



由紀夫の服

みどりの服で
由紀夫が最近、いつも着ているのがこの服。
光沢のあるフリースで、裏の柄もポップでお洒落。
まるで舞台衣装のような服なんですね。
三年前、実家に帰ったとき、お母様に買っていただいたわけ。

「近所に、ペットをシャンプーする店が出来たんだ。
ペット用品も売ってるから、由紀夫に新しい服を買ってあげるよ~」

とのことで、赤いレインコートとこの緑の服を買っていただいたのでした。
やはりお母様、由紀夫のことを、ちょっと「毛深い孫」だと思っているわけです。
ただ、この服、由紀夫のセクスィーなボディーラインにぴっちり。
一時は太って入らなくなっていたのですが、
最近痩せたので、復活したんです。

でも、こんな話をお母様に聞かせたら激怒よ~。
だってあの方、

「由紀夫はこんなに食べたがってるじゃないか!
一度死んでもいいから、食べたいだけ食べさせてみなさい!」

って言うわけ。
お母様が私の家に遊びに来た時には、
黙ってケーキを食べさせていたし、
私が実家に帰った時は、
玄関で太い薩摩揚げを一本持って、
黙って由紀夫にくわえさせてました。

ところで、この服を愛用している理由は、
最近アレルギーが酷く、痒がっているから。
だぼだぼの服だと、由紀夫が身体を掻いているうちにズレてきて、
大きな傷になったりしているんですね~。
ぴっちりだと、爪で掻いても安全。
かわいそうだけど、掻けば掻くほど痒くなるってのは
「痒み」のシステムだから、我慢してもらわないと・・・。

ということで、もう一枚この服が欲しい!
どこかでこれと同じ服を縫ってくれないかしら~?

「銭ゲバ」面白い!

潰れた顔
マツケンに劣らぬカメレオン俳優の由紀夫。




マツケンが出るというので、チェックしたのですが、
これ、高視聴率を期待できそうではないでしょうか。
分かりやすくて大変面白い。
特に、造船会社のお嬢様が出てくるところ。

絵に描いたような優等生の「お嬢様」と、
顔にアザのある不幸な妹、
そして顔と心に傷のある極貧の青年・・・。
最近にない、昭和を感じさせるドラマのような気がします。
とは言っても、あまりテレビドラマを見ていないので、
私が言うのもおこがましいですが・・・。

しかも、昔フラれた女を「絶対に振り向かせてやるっ!」
という男の怨念と、愛憎の歪み。
典型的なドラマですわ~。

ということで、今後に期待します。

「かけひきは、恋のはじまり」見ました

ライダー
今日、映画の前に行った「カフェ・カトル」の飼い猫ライダー。もう、16才だと思います。



プロ・アメフト創成期のアメリカを舞台にした
大人の恋の駆け引き映画というふれこみです。

「ブリジット・ジョーンズ」シリーズのレネー・ゼルウィガーがヒロインで、
31才の「美人」新聞記者役なんだけど、これってどうなの?
美人とは程遠いと思うのは、私だけでしょうか。
整形のせいなのか、コラーゲン注射のせいなのか知りませんが、
なんだか、妙に不自然な顔なので、
ゼルウィガーの顔の肉付きに注目してしまい、
話に集中できないんですよ。
まるで、肉のお面をすっぽり被っているように見えるんですよね。

ちなみに、ジョージ・クルーニー所属のアメフトチームは、
「ブルドックス」という名前。
マスコットとして白いブルドックが登場するんだけど、
ゼルウィガーの顔の波立つ肉付きが、このブルドックにそっくり。
う~む。

英雄を作り上げ、戦争を正当化するマスコミや国家
を問題視はしていますが、
やはり、若いって素晴らしいと思わせる映画。
G・クルーニーはただのオヤジで、
ゼルウィガーはただのオバハン。
「カーター」っていう若者だけが光っていました。
トホホホ。

100点満点の60点。
青森松竹アムゼの回数券で1000円。

明日はシカオの振替ライブ。

12月13日に途中で中止になった、シカオ仙台ライブ。
明日が振替ライブなので、仕事を早引けして
新幹線でGO! てことになります。

でも、果たして行けるのか?
明日は仕事の予定がぎっしりだし、
Pink Tea Timeの原稿も出さないと・・・。

う~む。

モテる男のカラオケ。

CIMG2238.jpg
「雑食系男子」の由紀夫。




昨日、「世界が終るまでは」を歌ったT君は、
なんと、

女にフラられたことがない!

という、貴重な人種の男。
考えてみればそんな男、
今まで見たことがないかも。

美形というわけではないのですが、
最近巷に多いという
「草食系男子」=異性と肩を並べて
     やさしく草を食べるような雰囲気の男子
とは対極にある、「肉食系男子」。
こういう男、最近周囲には居ませんね、確かに。
このT君の日常を撮影してDVDにすれば、
「女にフラれない男」という、ハウツー物ができるかも。
爆発的に売れそうです。

そして、T君。
「世界が終わるまでは」の後、
尾崎豊の「I love You」を熱唱していました。
「これ、女受けがむちゃくちゃ良い」んだそう。

その証拠に、梅子様。
「T君! おばさんも、胸がキュ~っとなったわ~!」
と、うっとりしていました。
凄い威力~。
男子は試してみてください。
その前に、カラオケに行って練習してね。

世代を越える名曲「世界が終るまでは」

横面
首のだぶつきが「安西先生」風の由紀夫。



今日は、姪の鶴子の結婚披露宴。
山場のキャンドルサービスでは、甥のヒロシ&大輔が
コブクロの「時の足音」を、バックで熱唱するという演出があり、
叔母である私は仰天。
だって、大食いでおばかのヒロシが、なぜかカラオケ上手というのは
知っていましたが、大輔もここまで上手いとは・・・。

するとお母様は大喜び。
紋付き姿で舞台に駆け寄り、
二人にビュッ!と、お捻り(一万円入り)を投げていました。

お母様は寝る前に、布団の上で、
「鶴子達は、うちのテーブルにキャンドルサービスに来なかったねぇ」
と不思議がっていましたが、
お母様がお捻りを投げている間に、来たんだっちゅーの!


ところで。
披露宴の後、親類縁者でカラオケに行きました。
そこには、大輔の他、N君とT君という若者が居たのですが、
T君がWANDSの「世界が終るまでは」を熱唱したので、
私も大喜び。
これは、私も度々カラオケで歌う歌ですからね。
しかも、『スラムダンク』の映像を見ながら、
「みっちゃ~ん!」
「安西先生、バスケがしたいです・・・」
と叫びながら涙を流すというのがお約束。
う~ん。
『スラムダンク』は、世代を軽々と越える名作ですね。


由紀夫の昼飯。

正面
首のダブついた肉が、オヤジらしさを演出している由紀夫。



休日、家にいると、家で昼ご飯を食べることがありますよね。
私の場合、そこで迷うんです。
家で昼ご飯を食べると、由紀夫も昼飯を食べたがるから。。。

だって、由紀夫は一日2食と決まっていますが、
その2食は、私がご飯を食べ終わった後に与えることになっています。
それが、室内犬を飼うときのルールらしいです。
だから、由紀夫は私の食事中、
「クウウ~ン、クウウ~ン・・・」
と微かに唸りながら、大層悔しそうに私をジッと見つめているんですね。
あの、ギョロ眼で。
まるで、
「早く、食い終われ~!」
と、念力をかけているようなんです。
おかげで私はゆっくりと食事が出来ないんですよ。

で、平日はいいんです。昼食は家で食べないから。
でも、休みとなると話が違う。

私が家の居間で昼食を食べ終わると、
当然自分も餌を貰えると思っているのか、
クルクルクルリッ! と、喜びの舞を一つ舞ってから、
餌を貰える場所(自分のサークル)に勢いよく突入し、
お座りして待ってるんですよ。

由紀夫は、「僕は、一日2食の食生活なんだ」
と思っているわけもなく、
「飼い主が食べ終わったら、次は僕のご飯」
と誤解しているらしいんですよね。

で、仕方なく昼にも関わらず、餌を与えてしまうわけです。
勿論、少なめにして、一日の餌総量は変わらないようには
心がけていますが。。。
皆さんはどうしていらっしゃるのでしょうか。
トホホホ。

焼肉屋で、合コン計画。

CIMG2244.jpg
昨日の写真を前から撮ったところ。




今日、私よりかなり若い友達と焼肉新年会。
その中の独身男性の提案で、
来月、合コンを実施することになりそうですわ。

って言っても、集まるのは若者なので、
私は仲人役ってところかしらねぇ。

私自身、再婚相手大募集中なのに、
なんで彼らのキューピットを?
とは思うものの、
幸運は、幸運な人の周りに集まってくるに違いないではありませんか!

昨日のニュースだったか、
中高年の男性が若い中国人女性と再婚する例が増えているとか。
私思うんですけど、
これから当たる商売は、中高年向けの再婚斡旋業じゃない?
これで起業しようかしら?

布団殺菌・乾燥は!

CIMG2250.jpg
こんな格好で寝ています。飼い主の苦労も知らず・・・。



布団の丸洗いって、頻繁にやりたいけど、結構高いですよね。
でも、もう少し安く済ませたければ、
布団の「殺菌乾燥」だけという方法もあるというのを
ご存じでしたか?

私がこれに興味を持ったきっかけは、由紀夫のアレルギー。
由紀夫の家ダニ・ハウスダストアレルギーの解決策を
探していたわけです。

で、お得だったのが「青森ジェット・ドライ」。
布団丸洗い料金も、他と比べて安かったけど、
何より使いやすいのは、
殺菌乾燥だけを、低料金で気軽に受け付けてくれるところ。
寝具って、シーツやカバーを使えば、さほど汚れないじゃないですか?
だから、「特に汚れていないから、丸洗いまでは不要。
でも、家ダニその他を退治したから、寝具や座布団を殺菌したい!」
 という私の要求にぴったりなんです。

料金は以下。これに消費税がかかります。

【殺菌乾燥のみ】一枚につき
全ての布団     700円
座布団        100円

【布団丸洗い】一枚につき
掛け・敷き布団  2900円
掛け布団(薄)  1500円
羽毛布団     3500円
毛布         600円

集配無料。

私は、座布団の乾燥殺菌が100円(消費税込み105円)というのに
感動しました。
「座布団は、丸洗いすると買った方が安いほどの料金がかかる(一枚2千円位)。
であれば、乾燥殺菌の方が安くてお薦めです」    
とのこと。
確かに安すぎる~。
お日様に長時間当てたようにふっくらしていて、
超気持ちいい仕上がり。
しかも、翌日仕上げも可能(乾燥殺菌だけの場合)!
なんて便利なんでしょう。

ここは、絨毯やムートンのクリーニング・殺菌、
貸し布団や布団打ち直しもやっています。
ぜんそくやアレルギーの方のため、
低刺激の洗剤(料金別途。+600円だっだかなぁ?)を使う
ことも、この店独自でしているそう。
かなり、使えるかも。この店。


青森ジェット・ドライ
三内丸山11番地9号
?017-766-5400

『デトロイトメタルシティ』『地球が静止する日』見ました。

CIMG2241.jpg
寒いせいか、最近「出不精」な由紀夫。ひきこもりになるなよっ。



「マツケンに惚れてしまったわ~!」と、
かなり前に友人が騒いでいた映画。
その時見逃したのを、今日、アムゼで見ました。
アムゼさん、今頃もう一度上映してくれて、ありがとう!

ま、惚れるまではいきませんが、
友達の気持はわかりますね。
いやぁ、マツケンの絶叫ヘビメタは面白い。
共に極端なキャラクターだから、演じ分けるのは簡単かもしれませんが、
それにしても、なかなかの役者ですよ、マツケン。
カメレオン俳優として、豊川悦司様の次を担えるかもしれませんわ。
頑張って欲しいものです。

ただ、最後の見せ場「世界崩壊」ツアーは、かなり退屈。
そしてエンドロールで、あれがジーン・シモンズだったと分かり、
びっくりしましたわ。
ジーン・シモンズの使い方を考えれば、もっと面白かったのに・・・。

全体的には面白いけど、詰めが甘い映画。
大倉孝二は、◎でした。

100点満の、80点。
青森松竹アムゼの回数券(1000円)で鑑賞。



続いてアムゼで、『地球が静止する日』を鑑賞。
う~ん。
お正月の朝日新聞に「沈むハリウッド」という記事がありましたが、
確かにハリウッドの衰弱ぶりを感じる映画でしたね。

今の時代に宇宙人映画は、どうかと思います。
或いは、ひょっとして、自分の年齢のせいなのかもしれませんね。
この年になると、こんな非現実的お説教映画は
「お子様映画ね」としか思えないので。

しかも、キアヌ・リーブス。
どういう基準で、自分の出演映画を決めているのか、
昔から不思議な人でしたが、今回もソレ。
存在自体が不思議な役者です・・・。

100点満点の、60点。
青森松竹アムゼの回数券(1000円)で鑑賞。

全日本ハゲ擁護連盟の巻

待合室
大晦日。動物病院の待合室で落ち着きのない由紀夫。



Pink Tea Time 2002年 2月号

全日本ハゲ擁護連盟の巻

一月十日
 イチローが嫌いである。
 何が嫌いって、嫌いなものに理由などいらない。とにかく大嫌いだ。
 とは言え、私が大嫌いなものの一つに「納豆」があるが、納豆には嫌いな理由がちゃんとあったよな。勿論、爆発的なニオイである。
「たった今、革靴を脱いだばっかり」
 といった状況のオヤジの足から発せられるようなウルトラ刺激臭。あれは殺人的だ。
 このように、納豆と並んでイチローがいるのであるが、前者には嫌いな理由があって、後者にはない。
 ということは、万一納豆のニオイが、ある日「青きパパイヤの香り」に品種改良されたとしたら、私は納豆大好き人間になるだろうということだ。健康にもいいし。
 しかし、イチローを好きになる可能性は、何があってもないのである。チチローにはあったとしても、イチローにはない。なんたって「理由無き嫌悪」なんだから。
 
一月十一日
 それでも強いて理由を挙げろと言うのなら、まずあの「キザ男」ぶりを挙げねばなるまい。
 例えば、スポーツニュースが流れる。
バッターボックスに、キュキュキュッと内股で立ったイチローが、バットを二三度振り回す。ふぅッと息を吐くイチロー・・・。今度は顔面も左右に二三度振り、投手の方向を、半眼流し目で見据えるイチロー。
「ちッ! ・・・ったく、カッコつけやがって。お前は長谷川一夫かッ」
 というのが、私のいつもの感想だ。
 また例えば、ザザーッと盗塁を決めた時のイチロー。塁に付けた片足と地面の角度が、妙にキマっている。きっと自分の足が最も美しく見える角度を、日々研究しているに違いない。
 また例えば、野茂からデッドボールを喰らった時のイチロー。「ううーッ!」という叫び声と、ハラハラ~という劇的な倒れ方は、ひょっとしてデッドボールの受け方まで家で練習してたのか? と思わせた完璧なリアクションだった。あり得なくはない。だってイチローだから。
同じキザでも新庄剛志のキザは実力的根拠がないから許せるが、イチローは毎日技を決めまくる故、「真のキザ野郎」なのである。

一月十二日
 嫌いな理由の二つ目であり、実はこれこそ最も許し難いことなのだが、それはイチローの帽子の被り方である。
 全く驚きだ。もう立派な大人で、五つも年上の女房までいるのに、なぜ野球帽を後ろ前に被っているのか? あの、ベビーフェイスのタイガー・ウッズだって普通に被っている。
 しかもイチローは、帽子を後ろ前に被り、なおかつサングラスをしている。一体何のための帽子なのか? お日様が眩しいなら、帽子の鍔(つば)を後ろにするなと私は言いたい。
 そんなこんなで、私にとっての宿敵イチロー。来年こそは野茂に敵を取ってもらいたいものだ。待ってろよッ、イチロー!

一月十三日
 さて先日「広報あおもり」に、「友好都市からメッセージ」の見出しで、ハンガリー共和国・ケチケメート市長の挨拶が載っていた。
 私はハッとした。
 ケチケメート市。捨て置けぬ名前である。
 私は即座に夫に聞いていた。実のところ、あなたはケチケメート市出身ではあるまいね? と。
 夫は何でそんなこと? とシラを切っていたが、実に怪しい。続けて捜査に取り組む構えの今日この頃である。

一月十四日
 ところで私が「全日本もも引き普及委員会」委員長を自認していることはご存じの通り(拙著『桃色茶時間参照』)。
 東京都は「ホテル税」を導入するらしいが、青森県は「もも引き不着用税」を制定し、真冬にナマ足で歩くバカモノなどから、バックバックと税金をとって欲しいと思う。
 それに対抗するわけではないが、「全日本ハゲ養護連盟」を結成する勢いの人物が、ついに登場した。何を隠そう、旅のライター・河原崎理佳さんである。
 今、理佳さんが惚れ込んでいるハゲは、『Xファイル』のスキナー副長官という、私の知らない人物。で、一体そのハゲのどこがいいのか尋ねたところ、
「すごーくイイ男のくせに、ものの見事にハゲてるところがたまらないのよ! 頭の形がよくてツヤツヤしている点もポイントかな」
 と両手を胸の前で堅く組み合わせ、瞳を輝かせて言うのである。
「私はね、ハゲを隠そうとする男が大嫌いなの。男達よ! もっと堂々とハゲろ! 陰でコソコソハゲてるんじゃない! と声を大にして言いたい!」

一月十五日
 彼女がハゲに目覚めたのはかなり前に遡る。大好きだったショーン・コネリーを、久々に映画『風とライオン』で見た時だったそうだ。
「007であんなにカッコよかったのに、いきなりハゲていてびっくりした」
 それを言わせれば、カツラ鑑定の達人・私のお母様を忘れてはならない。お母様は一目で「ズラか本物か」を鑑定できることで有名だが、お母様によると、
「あの男はねぇ。一本目の007から、ズラだったんだよ」
 だそうである。念のため。
 C・コネリーの「いきなり、ハゲ」に衝撃を受けた理佳さんだったが、そのうち彼のハゲっぷりを「男らしい潔さ」と感じるまで、さして時間はかからなかった。本当の自分をさらけ出し、真っ向勝負に出る態度に感動したのである。
 その後、仏教系の大学に入った理佳さんは、ますますハゲの造詣を深めた。仏教だけに同級生には寺の息子が多く、いろいろなパターンのハゲを見たそうである。
 そして刑事コジャック、草刈正雄、ジャン・レノなど「立派なハゲの男たち」を次々発見する(私は知らなかったが、草刈正雄は一時、ヅラ無しでテレビに出ていたそうだ)。 

一月十六日
 そんな理佳さんだけに、ハゲをひた隠しにする「バーコードヘア」が大嫌いだ。
 例えば、軍事評論家の某氏。頭の約九割がハゲなのに、残り一割の髪で九割のハゲをカバーしようとする所に無理があると言う。
「雨が降ったらバーコードもワカメ状態よ! それとも雨だとは外出しないの?」
 と、理佳さんはその不自然さを批判する。
「堂々としたハゲは男の勲章です。男性ホルモンが多いって事だから」
 とまで言い切るハゲ・マニア理佳さん。是非、毎年「ベストハゲ大賞」ランキングを出す等の意欲的な活動をしてほしい。強く期待する私である。


ユニクロで初買い。

お正月大サービス企画、
『桃色茶時間』連日アップは、明日四日で終了します。
皆様、よろしくおつきあい下さいませ。

ところで、昨日は実家に帰り一泊。
今日は、五所川原のユニクロで初買いを楽しみました。
カシミアセーター、カーディガン、ダウンジャケット、
キャミソールその他を、まとめ買い。
って言っても、梅子様が「買ってあげるわよん」と
おっしゃったので、甘えてしまったのですがね~。
ふっふっふ。
持つべきものは、気前の良い姉でございますわ。

梅子様も、銀座のH&MとZARAの事を気にしていましたけど、
ZARAの情報は、11月9日のブログにも書いたとおり。
ZARAに行った日、H&Mにも行きましたが、たいしたこと無かったですね。
デザインも素材も安っぽい。
服の路線は違うけど、ユニクロの方が、全然魅力的だと思います。

ユニクロに必要なのは、大きなサイズを増やすこと。
今日だって、私の欲しいものは、
LやXLのサイズから無くなっていたわけよ。
これはいつものことなのに、一体どうなってるわけ?
大きいサイズの客を、
バカにするんじゃないわよって感じ。

ああ、正月早々、激怒してしまいました。

火を噴くゲゲゲの鬼太郎の巻

もっと喰いたい
「病院は嫌いです…」固まっている由紀夫。



Pink Tea Time 2002年 1月号

火を噴くゲゲゲの鬼太郎の巻

十二月十四日
 去年のことである。
「とにかく、超凄いから見た方がいい」
 と梅子様から「あるビデオ」を強く勧められたことがあった。
 やはり血筋であろうか。いつも無理矢理、内野聖陽や染五郎のビデオを宅配便で送りつけるお母様に似ている。
 正直言って私は、全然見たくなかった。というのも内容は私の苦手とするクラシック番組『N響アワー』だったからだ。
 一方、梅子様は大のクラシック好き。その余波を受け、いつも夫の銀次郎氏は無理矢理コンサートに連行されている。連行される理由の一つは、梅子様が大変な方向音痴で、一人ではコンサート会場に行けないという点があることを忘れてはならない。
「それでも夫は最近、芸術を楽しんでいますのよ。ホホホ」
 と梅子様はおっしゃるが、銀次郎氏は毎回、演奏中に熟睡しているのを私は知っている。
「静かな音楽の中で寝るのも、またいいものだよ。フォッ、フォッ、フォ」
 とは銀次郎氏の弁だから、さすが「逆・鶴の恩返し夫婦」と言われる梅子・銀次郎夫妻。深夜まで家事をする銀ちゃんは、相当疲れているんだろう。とはいえ、高い入場料をドブに捨てていると言っていいわけである。
 話を戻そう。
 かくしてそのビデオを、私は渋々見た。しかしこれが予想に反し、実に興味深い問題ビデオだったのである。
 
十二月十五日
 もちろん、問題は演奏自体ではなかった。問題は、指揮者の顔である。
 これが(「これ」というのも何であるが)、梅子様の「超凄い」の言葉を裏切ることなく、全く一見の価値がある「もの凄さ」なのであった。
 問題の顔の持ち主は、チョン・ミュンフンという韓国人指揮者であった。
 演奏前の数分間、指揮者のインタビューがあった。その時のミュンフンは、シックな黒のとっくりセーターなど着て、ゆったりと椅子にもたれ、紳士然として芸術を語っていた。その時は、特に何の異常もなかったと記憶している。多少、ゴリラに似た顔立ちだなと思った程度であった。
 梅子様も、一体どこが「超凄い」のか、全くヒントを下さらなかったので、私は、
「…ったく、ゴリラの指揮なんか見たかねえよ」
 といった時化(しけ)た心境で、続く演奏シーンに臨んだのである。
 ところがである。暫くして私は、我を忘れて食い入るようにTV画面を凝視している自分を発見した。というのも、ゴリラだったはずのミュンフンの顔が徐々に変形し、いつしかその形相は、「火を噴くゲゲゲの鬼太郎」のようになっていたからである。

十二月十六日
 とはいえ、初めあたりの穏やかな曲調では、うっとりと目を閉じ、ゆっくりと指揮棒を振っていたミュンフン…。完全に自分の指揮に陶酔しきっていた。
 ここまではよくあるパターンである。
 ところが、目を閉じたミュンフンが長時間、口を開いたままなのである。いつその口からヨダレが垂れるのか、大層気になってきたところあたりから、「なんか変だ」と私は思い始めた。ポッカリ開いた口の歪み具合によって、七変化する表情があまりに大胆で、見る者の目を釘付けにするのである。
 例えばある瞬間は、バナナをアングリ食べようとするゴリラ。次の瞬間は泣きべそ顔のゴリラ。瞑目して浪花節を一つ、温泉で唸っているゴリラ。ジャングルで誤って棘を踏みつけ、「オゥッ!」と叫んでしまったゴリラなど、実に豊かなゴリラの表情の変化を、次々と見せてくれる。
 と、演奏は突然激しい曲調になり、音量がドドーンと上がったかと思うと、ミュンフンの顔は次の瞬間、ボボーッ! と口から火を噴くゲゲゲの鬼太郎に変わっていた。
 完全に充血した眼をカッ!と開くと、眦(まなじり)はビリッ! と裂けている。頭を前後左右に、速く大きく揺さぶっているミュンフンの少ない髪…。
この映像の凄さは、上半身の激しい動きで完全に逆立った少ない頭髪と相まって、六臂(ろっぴ)三目(さんもく)の愛染明王をも連想させた。「ザ・コンダクター・フロム・ヘル」とでも言いたいところだが、愛染明王は地獄じゃないよな。

十二月十七日
 いや、そんな呼び名はどうでもいいのである。問題はその「問題ある顔」をアップで写し続けるNHKである。
「N響アワー」は作曲家の池辺晋一郎と女優の壇ふみ司会の大変上品な番組であるが、もし私がNHKの番組審議委員なら、断固「ミュンフンだけはなんとかしろッ!」と主張するであろう。
 そもそも「N響アワー」はクラシック音楽番組であるはずだ。それなのに、ミュンフンの顔の変化を一部始終中継して何になるのか? 視聴者はとても曲など聴いていられないではないか。
 これじゃぁ「鬼太郎アワー」だ。
 その証拠に、一体どんな曲を演奏したのか、私には全く記憶がない。「火を噴く鬼太郎」だけが記憶に残っている。
 それに梅子様がお茶の間でこのビデオを見ていた時、たまたま息子の大輔が通りかかったそうだ。当時高校生だった大輔はロック少年であったが、雷に打たれたように立ちすくみ、小一時間ほどじっとミュンフンを凝視していたという。その時の大輔の表情は、まるでホラー映画を見ているようであった、と梅子様は語る。

十二月十八日
 そもそも、壇ふみはおかしくないのか? これを見て笑わない人の気が知れない。
 演奏後の司会で、
「素晴らしかったですねぇ。私、ミュンフンさんのファンですが、感激しました」
 とか真顔で言っていたが、それは本心か? などと真剣に視聴者は思うのである。
 とにかく、梅子様には大変貴重なビデオを見せてもらった。今となっては感謝の気持で一杯である。
 私は、どっぷりと落ち込んでいるときに見る「癒しのビデオ」というのを持っている。それは三谷幸喜作、西村雅彦・近藤芳正出演の芝居『笑いの大学』だ。いつ見ても無条件に一時間は笑えるので、落ち込んでいる気持もサッパリと晴れてしまうのだ。
 このミュンフンも「癒しのビデオ」ライブラリーに堂々入るのではないか。それとも「ホラービデオ」ライブラリーか?

 

大晦日に大掃除。

CIMG2226.jpg
二日前の大晦日、一人で大掃除をしました。

梁や天井の煤払い、窓、水回りその他は、
ハウスクリーニングの業者に来てもらって済ませていたのですが、
確かに、やっていないところが有ったんですよ。
それは、畳の下です!

我が家は掘り炬燵の周囲が一部、変形畳になっています。
その下に、埃が溜まっているんだろうな・・・
と、思い出させる事件が発生。
それは、由紀夫のアレルギーでした。

ここ数日、由紀夫の痒みが大層酷くなり、
どうしたのかと思って病院へ。
由紀夫には各種アレルゲンが有りますが、医者は

「今日の症状は食べ物でなく、ハウスダストと家ダニでしょう」

そして、ここ数日、由紀夫の行動の変化と言えば・・・。
よく考えると、あったんですね~。
あの、テレビとDVDプレーヤーの下に、潜り込むようになったことです。
以前までは障害物があり、テレビの下に由紀夫は入れませんでした。
ところが、新しいテレビを設置してから障害物が無くなり、
由紀夫のお気に入りの場所になっていたんですよ。

それを思いついたのが、大晦日。
で、午後から畳をひっくり返し、大規模な掃除をしました。
確かに埃が溜まってましたよ~。
汗だくで掃除機をかけ、畳の裏表は勿論、縁の所まで綺麗に。
中二階のカーペット、座布団、クッションまで。
そして、窓四カ所のカーテンも、全て洗濯しました。
ついでに由紀夫もシャンプー。

そしたら、由紀夫。
かなり痒みが治まったんですよね~。
確かに、薬も飲ませましたが、薬だけではない気がします。

アレルギーのある子どもがいる親は、
本当に大変ですね。
勿論、アレルギーやアトピーを持つ方も。
「痒み」を治す方法を発明したら、ノーベル賞でしょう。

実は、その症状改善の鍵が、「青森」にあるのではないか?
という話を、元日に聞きました。
これって、使えるかもよ~。

この話は、またの機会に。






運命は変えられないの巻

痩せました。
大晦日の由紀夫。0.8?痩せました。



Pink Tea Time 2001年 12月号

運命は変えられないの巻

11月16日
 ますますドケチモードに拍車をかけている我が家の、ある朝の会話。
「ちょっとぉ。このコーヒー、ただの茶色いお湯なんだけど…」
「当たり前だろ。僕がもう、二番煎じを煎れた後だもん」
「・・・」
 7月号でご報告した通り、私のコーヒーはいつも、夫が飲んだ出がらしで煎れるというコースが、春から定着していた。ところがさすがドケチの神様、夫。休職をきっかけに、今まで濃いコーヒーを飲んでいた贅沢を反省し、自分でも二番煎じを飲むよう体質改善していたらしい。
 うーむ、夫恐るべし。
 ついでに言えば、コーヒーメーカーは景品で貰った物でタダ。それでも保温にすれば電気代がかかるので、煎れたコーヒーはすぐさま小型ポットに入れる。外出時はポットを持参。休日でも、ポットのコーヒーを小出しに飲むという仕掛けだ。
 私は通常、コーヒーでなく冷たい緑茶を入れて通勤する。中の緑茶はもちろん、旅先のホテルから持ってきたティーバック。または実家から貰った香典返しのお茶を水出しするのだ。

11月17日
 右隣の席の同僚は、毎日二本、ローソンから購入したペットボトルのお茶をぐびぐび飲んでいるが、この人は大富豪の娘なのかと私は日々疑っている。
 左隣の同僚も、つい最近まで右隣と同じ放埓な習慣を持つ人物であった。ところが私のポットを見て、人生を変えたようである。しかも、最新式ポットを店で発見したと、私に喜んで報告してくれたのであった。
 それは、直接ポットに口をつけて飲めるという、哺乳瓶タイプのものだった。
 うーむ。なるほど・・・。これだとカップを使う必要がなく、カップを洗う時間と水、加えてカップを置く場所まで節約できるという三拍子そろった節約タイプ。たいした優れものだ。勿論、逆さにしても水は出ない設計になっている。
 左の同僚は毎日、そのポットにチュウチュウ吸い付き、満足げに水分補給をしている。それを見る時、私は溢れる喜びに目を細め、この職場の人間全員が、一斉に哺乳瓶ポットに吸い付く日を夢見てしまうのである。
 もちろん、二番煎じね。

11月18日
「妹子さん、お肉事件のこと聞きました?」
 梅子お姉様が電話で報告する。
「実はね、先日松子様のもっこりした背中を見て、まあ一体、服の中に何を入れてるの? って首の下から手を突っ込んでみたら、それは松子様の背中の肉だったんです」
「・・・・・・」
「まあ、いつからこんなに肉付きが・・・。でもこの背中の形、どこかで見たことあるわって思ったら、隣に座ったお母様の背中も、同じようにもっこりしてるわけ。ああいやですわ。年をとったら、私もああなるのかしら・・・」

11月19日
 年を取ると腹と腰の周囲に肉がつくのはわかっていた。
 お母様は腹と尻を引っ込めるためのボディスーツと呼ばれる下着を、もう数十年愛用している。これを装着する時、ファスナーがなかなか閉まらず、お母様はいつも汗ダクダクになっているよな。ハッハッと息を切らし、鬼気迫る表情で腹を引っ込め、ファスナーを上げている。
 しかし背中にも「肉もっこり」というのは予想外であった。前側だけでなく、裏側にも油断できないということである。
「そして、お母様のジンマシン事件は聞きましたかッ!」
 梅子様はさらに報告したくてうずうずしているようであった。
「それは先日、お母様がいつものように銀次郎さんのオニギリを握っていた朝のことでした・・・」

11月20日
 梅子様自身は朝ぐっすり寝ているので、七時前に出勤する銀次郎氏のオニギリ(車内での朝食)は、毎朝お母様が握っている。
「すると、急に手が痒くなったので、変だなとは思ったらしいのです。でも手につけた塩のせいかしらんと思い、なおも握り続けていると、そのうち足まで痒くてたまらなくなってきた。でも、手にはオニギリを持っているから、我慢して最後まで握り続けたそうです・・・」
 そこまでして、義理の息子のためにお母様はオニギリを握っているというのに、妻の梅子様こそ握ってやれッ! と私は心で叫んでいたのである。
 そのうちお母様の痒みも治まったが、昼食を食べて暫くした頃、また痒くて痒くてたまらなくなったそうだ。皮膚も赤くなっている。病院に行くと、
「食べ物によるジンマシンですね」
 そう言えば前の晩、アジの刺身を食べた。そうとは知らずに昼食にも残りの四切れを食べたのが悪かったのかッ、とお母様が回想しているうち、医者は注射を一本、お母様にブスッと突き刺したという。
 ところが病院からの帰り道、お母様はまたまた全身、特に腹とお尻が痒くて痒くてたまらなくなったという。でもまさか公道の世間様の前で尻を掻くわけにもいかない。
 我慢出来なくなったお母様は、中三デパートのトイレに駆け込み、思いっきり全身を掻きまくったというのだ。

11月21日
「あの注射が悪かったんじゃないですか?」
 帰宅後、お母様は全身を亀の子タワシでこすりながら、医者に電話した。すると慌てた医者は、またすぐ来てくれとの返事。
 お母様はその日、スカートをはいていた。望むところだッと病院に引き返し、お母様は医者に勢いよくスカートをベロッとめくって、お尻をご覧に入れたという。
「医者も驚愕したんじゃない? って松子様は言うわけ。なんたってあの大きなお尻ですから」
「うーん・・・」
「そして、爪で掻きまくったから全身傷だらけだよって、私たちにグイッと腕をまくって見せるんですの。そしたらホントにビックリでした。その腕の太いことったらもう・・・」
 梅子様の興味は、お母様のジンマシンに関してなど微塵もなく、将来自分もお母様のような「お肉」になるのかという一点に絞られているようであった。
 今では体型が瓜二つになりつつあるお母様と松子様。「運命は変えられない」という真実を、まさに目撃していると言っていい現象であった。


「フネ、明日は出番だぜ!」の巻

賀正
「今年も、よろしく!」って、寝てるだけの由紀夫。


Pink Tea Time 2001年 11月号

「フネ、明日は出番だぜ!」の巻

10月18日
 ボストンから帰ってみると、なんと愛しの野茂英雄様からの「お手紙」が、郵便受けにしずしずと厳かに入っていたのであった。
「うおぉーッ! き、来たーッ! の、の、野茂から手紙がぁッ!」
 その時、私の顔にはフェンウェイ・パークで聞いたアメリカ国歌が、パパパンパンパンパンパーパパッと鳴り響いていたのである。
「うおぉーッ! まさに、ここに、て、手紙がぁッ!」
「・・・手紙じゃなくてサインだけだろッ」
 脇で夫は叫んでいたようであるが、もう私の耳には何も聞こえなくなっていた。
「この封筒を、野茂は掴んだのねッ!」
 野茂の指紋がついていやしないか、舐めるように封筒に顔を近づけ、ひっくり返したり透かしたりして探したが、残念にもそれはない。そして夫が言う通り、本当にサインだけで、後は何一つ書かれていなかった。
 せめて封筒の裏に「メジャーリーガー 野茂」とか、「奪三振王に輝く野茂英雄より愛を込めて」、または「ついでに四球王にもなってしまった野茂英雄より」とか書いてあってもよさそうじゃないかと思ったが、全くの白紙。私が表に書いた「大野妹子 行」という宛名もそのままであった。
「さすが、仏頂面の野茂だわぁ。きれいさっぱりサインだけねぇ」
 と、テレビの印象通りの潔さにますます感心した私だったが、肝心のサインを見て不思議に思わざるを得なかった。

10月19日
「このサインは残念だけど贋物だね」
 と夫。というのもローマ字筆記体サインが、とてもじゃないけど「ヒデオ・ノモ」とは読めず、どう見ても、
「フネ・ニネ」
 としか読めなかったからである。カードにはこんな具合に書いてあった。
「Hune Nine」

10月20日
私 「何なの? フネ・ニネって」
夫 「だから贋物なの! そのサインはダン野村とか誰か別の人が代理で書いたんだよ」
 しかしである。愛想はないが真っ正直な野茂に限って、そんなインチキをするはずがない。私は色々考えた。そして思った。公表はされていないが、きっと「フネ」というのは野茂の愛称、つまりニックネームなのではないかと。
 レッド・ソックスの同僚は皆、外国人。だから「ヒデオ」とうまく発音できないので、野茂を「フネ!」という磯野波平の奥さんのような名で呼び親しんでいるのではないかと…。例えばこんな感じだ。
同僚A「フネ! 明日は出番だぜ!」
同僚B「フネ! フォアボール出すなよ!」
同僚C「フネ! サザエはどこだ!」
野茂「・・・・・・(英語がまだ話せない)」
 そうだ、そうに違いない。私はそれで一つの疑惑が晴れたような感じで、大層スッキリした気分になった。
「やっぱり、このサインは本物なんだ!」
 が、その喜びもつかの間。また一つの疑問がむくむくと頭をもたげてきたではないか。
「じゃあ、“ニネ”って何?」

10月21日
 さて私が同日、いかにして拙著『桃色茶時間』と返信封筒入りファンレターを野茂に届けたかをご紹介したい。
 多くの人は早めに球場に行き、試合前の練習が終わった選手を捕まえてサインをねだるらしい。しかし、それはしたくなかった。
 というのもその時、万一野茂に『桃茶』を渡せても、きっとベンチに忘れて帰るだろうと思ったのである。野茂のことだ。何を忘れてもおかしくない。そこで私は球場内をぐるりと見渡し、「お客様窓口」という看板に目を付けたのである。
 試合途中、レッドソックスの攻撃で席を立ち、その窓口でわめいてみた。
「野茂にプレゼントを渡しに、ニッポンから来ましたぁ!」
 二,三回叫ぶと、相当うるさかったのだろう。脇にいた白髪のおじいちゃんがニコニコ顔で話しかけてきた。この休場では、シルバー人材センターから派遣されたようなおじいちゃんが何人も働いていて、客席誘導とかファンサービスとか、細かい仕事を担当しているのである。再雇用システムがしっかりしているなぁと感心する。
 そのおじいちゃんは「トイレの向こうの赤いドアをノックしてごらん」と優しく教えてくれた。ウルトラ方向音痴の私が、迷い迷いしてそこに着くと、ドアの前には体格の良い警備員が仁王立ちしていた。かなり怖そうであった。それでも、
「野茂にプレゼントを渡したい!」
 と勇気を振り絞って言ってみると、その警備員、
「そういう贈物は通常受け取らない」
 と、素っ気なく言うのである。この男は、私の「八〇セント切手物語」を知らないから、こんな冷たいことが言えるのである(先月参照)。
「お客様窓口の人に、そうしろと言われたんです!」
 本当は違うが、そう食い下がると、警備員は二つ三つ質問して中身を確認し、赤いドアをノック。中から出てきた老人に事情を話し、『桃色茶時間』を渡してくれたのだった。
 
10月22日
「為せば成る!」
 この言葉を実感した。そして思った。
 私がこの「グラフ青森」誌上で、近々「独占! 野茂英雄インタビュー!」という特集を組める日も近いのではないかと。
「妹子が暴く、野茂のやんちゃな素顔!」
「野茂のニックネームは、フネだった!」
 などという副題なんか付くかもしれない。
 後日、梅子お姉様(これまた、超野茂マニア)から一本のビデオテープが届いた。
「妹子達がレッドソックスを見に行った試合、録画しておきました」
 画面の端には帽子を目深に被り、サングラスをした、銀行強盗のような人物が確かに写っていた。日焼けによるシミ・シワ防止のため、白手袋まではめて完全防備した、私の姿であった。
 この白手袋はボストンでは勿論、ニューヨークでもかなり珍しがられたことは特筆に値する。私は外出するとき、シミのない白い手を維持するため、白手袋は欠かさない。それがアメリカ人には大層不気味らしい。 
 ニューヨークの地下鉄でも、皆が一斉に私を見る。視線の先を見ると、ドラキュラ伯爵を見るような怯えた目で、私の手を見ているのであった。
「人種のるつぼと言われるこの街で、これほど注目を集めるのも至難の技だよね」
 と夫は言う。そう言われるにつけ、私の独占野茂インタビューも近いかもしれないと、一人ほくそ笑むのである。


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